第二章 2人の争い! パート3


体の場所分割は意外と簡単に出来た。
右と左と半分個に分けるだけだった。
普通できねぇーよ!
いっておくけど、半分に分けるというのは、物理的に切ったり、
裂いたりすることではないぞぉ!
分けるというのは、自分の体の右部分は私が、動かし、左部分は、紅
が動かすのだ。
よい子は真似しないでネェ!
あとは、「アフロの気持ちは誰のもの?」というアニメを
見るだけだ。
私と紅は、すぐに仲直りして、アニメに集中した。
私は紅に言ったのだ。
私:「お前のアフロの気持ちは、嘘、偽りはないよ。」
紅は、こう答えた。 紅:「自分も、アフロの髪型はプロテインでドーピング
されてるって思ってたよ。」

全く意味の分からない友情である。

結局、アニメがはじまった。
それと同時に
アフロは、コンビニの店員に告白して、ふられてしまった。
店員:「私アフロが嫌いなの」
私と紅は、まったくもって同感だと思った。

ここで、コマーシャルに入り、いつもトイレに
行くのが日課だった。
私達は、そのジンクスというか、習慣というべきものを、
実行しようとするのだが、

尿意をもよおさないのだ。
普段なら、トイレに行きたいのに今日に限って何故だ?
2人はあることに気づいてしまった。
私達は、体を左右に二等分してしまった。
さて、二等分するまでは、問題ないのだ。

だが、何故か、中心部は、動かせないのだ。
何故だ、、、、、
それは、2人を分けている、接点である中心であるためであった。
2人の二つの意志が同時に、体の中心に信号(シグナル)を出しているため
脳からの二つの信号は、体の中心部で二つの信号が合わさりあっている
状況になってしまっている。
体の中心部は、二つの信号が混ざっているため、エラーが起こっている。
(意味がわからないでぇす!先生!)
中心部が動かない!
コメカミや、鼻、みぞおち、ここまでは、操作できなくても問題はない。
操らなくても、意志とは関係なく動いてくれる臓器である。

ここからが、問題だった。中心に位置する、チンチンとお尻を
どうすればいいかが、問題であった。
なぜならやばいからだ。(謎)
私たちが、考えた結果、一つの道筋にたどり着いたのだ!
その解決方法は、
二つの信号を出さずに、1つの信号で、体を制御すればいいのだ。

なので、我々2人のどちらか一方が、中心を制御すればいいのだ。
そうしなければ、尿意や、大便をもよをさなくて、やばい状況になってしまう。
いつ、おしっこが出るのか、いつウンコが出るのか
まったく、わからないのだ。
このままでは、ずっとトイレにいて、尿や大きいやつ
が出るのを待つしかないのだ
そうしなければ、部屋で垂れ流しの大洪水になってしまう
なので、2人はコマーシャル(宣伝)が、終わる前にトイレをしてしまう
という方法を自分国会議事堂で、立案し始めたのであった。
トイレに座って、ずっと待ったのである。
私:「早く出ておいで!出ないと無理やりだしますよ?」
葵:「早くでておいで!出ないと、はらわたから取り出しますよ?」
何がどうでるのか、知りたいが、今、自分でも何を言ってるのかわからない。
おしっこや、ウンこをどうやって無理やり出すのか、わからない。
私達は、馬鹿だということに気づいてしまった。
これは、かなり欠陥のある作戦であった。
このまま、待っているだけの、ホトトギスであったら、
コマーシャルが、終わってアニメがはじまってしまう。
ずっとトイレにいる事は最善の策ではない。
アニメを見過ごして、トイレで、ぶつを出るのを待つなんて、出来なかった。
だから、2人は、「泣かせて見せようホトトギス作戦に出た。」
だって、アニメがあるんだもん!
アニメ見るなよ!


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